主人公の家に、ある日突然ツンツンした腹違いの姉が家にやってきた。
母は満足な紹介も終わらぬうちに金銭面以外の育児を放棄し、やってきた姉も尖がってばかりで一向に家にも学園にも馴染もうとしない。そして追い討ちをかけるように姉を嫌悪する妹。
梅雨のある日、不思議な同居生活が始まる。
公式に掲載されているCGほど立ち絵は良くない。それでも悪いわけじゃないんだけど、正直ちょっとがっかりした。
普通のエロゲーと比べて付き合い始めるまでが若干短いと思う。恋までの描写が思いっきり不足しているとかいうわけじゃないんだけど、いちゃいちゃより日常パートでのおもしろさを求める俺には△。
メインヒロインであるはずの姉にプレイ開始当初全く萌えられず、最後まで残した挙句に嫌々プレイするもやっぱり萌えられず、結果ゲーム全体の印象もダウン。居ないほうがよかったんじゃねーのとすら思った。
一応メインヒロインである姉は、ツンケンしてる上に同級生ということもあって、まったく姉という感じはしない。が、幼馴染の1つ年上のお姉さんがいるので、姉要素はそこで補える。
姉要素ときたら妹要素だが、こっちは攻略不可の上に全寮制の学校に通っているのでほとんど出てこない。でも帰ってくると姉を嫌悪しているためすごい空気が悪くなる。やっぱり居ないほうがよかったんじゃねーのとすら思った。
しかし、女友達・幼馴染のお姉さん・先生の3人の攻略キャラは中々良かった。終盤の展開はどれもちょっと安っぽい暑苦し目の展開なんだけど、ルート中のキャラを気に入っているせいか、ちょっとだけグッとくるものがあった。
前述通り、公式に掲載されているCGほどのクオリティを全編には期待できない。しかし、期待しているとガッカリするが、期待していなければそれなりに見えるはずだ。
1ルートのみにしか登場しない脇役にもちゃんとした立ち絵があったのは良し。
特に不足なし。
分岐は単純に見えて、タイミングによってはちょっと間違えるとバッドエンド。こだわりがないなら攻略サイト使用推奨。
評価 50点
姉とか妹とか居なかったらもうちょっと上。直前のレビュー
eden* They were only two, on the planet. (レビュー・感想)
eden* PLUS+MOSAIC (レビュー・感想)
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