殻ノ少女

ブランドInnocent Grey (作品ページ
発売日2008/07/25
プレイ時間1週目:?時間〜?時間 2週目以降:?時間〜?時間
トータル:?時間〜?時間
Amazon殻ノ少女
レビュー更新日2008/08/27

レビュー



 相変わらずさくさく人が死ぬ。

 舞台はカルタグラより5年後の世界。主人公だった秋五やヒロインの和菜と初音が立ち絵付きでそれなりの役を持って出てきます。
 
 公式サイトなどでセールスポイントとして「古き良き時代のアドベンチャーゲーム」なんて書かれていますが、攻略サイトを使用する人から見ればそんなに大げさなものではないです。そのためそういった要素を求めていない紙芝居ゲー好きの方も安心してプレイできます。
殻ノ少女

 カルタグラをプレイしたのは随分前のことなので単純に比較はできませんが、カルタグラよりは世界の雰囲気は軽くなっているように思います。カルタグラが昭和26年。今作殻ノ少女が昭和31年。GHQの統治が昭和20年〜27年ですからそれなりに世相も反映されているといったところでしょうか。

 プレイ開始しばらくはカルタグラ程のグロ展開はないのかな?と感じますが、中盤以降はそれなりにグロい展開が待っています。とはいえCGのグロさはだいぶ減ったかな?

 ただし、このブランドのグロさはCGが云々よりシナリオのグロさが大きいのでやっぱり十分にグロゲーです。主人公に近しい人とか重要な人物がサクサク死にます。このブランドのゲーム始めての人は「まじかよ……」と凹んでしまうこと必至。

 ミステリーに分類されるゲームなのでネタバレ回避のためにほとんどシナリオの内容については書けませんが、カルタグラが好きだった方は是非やってみるべきゲームだと思います。個人的にはカルタグラの方が良かったと思いますが、それでも十分「カルタグラ系のゲーム」として及第点を満たしていると思います。

 ただし不満もあります。何故紫ルートがないのでしょうか?あんなにも紫は可愛いのに……おかしいよ、こんなの。

評価 60点


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