紫電 〜円環の絆〜

ブランド
暁WORKS響SIDE (作品ページ
発売日
2009/11/26
プレイ時間
 
1週目:?時間〜?時間 2週目以降:?時間〜?時間
トータル:?〜?時間
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紫電 〜円環の絆〜
レビュー更新日
2009/12/04

レビュー

異能力をたずさえ妖を狩る人間と、
それを束ねる2つの組織があった。

この2つの組織が妖を押さえつけ保っていた均衡が、
一人の男の出現により崩れ始める。

男が求める巫女を中心に、
人と妖、人と人、妖と妖の争いが始まる。

紫電 〜円環の絆〜

全体の感想

 ブランドは暁WORKS響SIDEとなっているけど、暁WORKSと同じ中二病路線だろうと思っていたら違った。中二病路線であることは確かだけど、今までの暁WORKSとはちょっと違う感じ。

 どこが違う、という説明は難しいんだけど、簡単に言えば中二病モノというよりも伝奇モノ的な色合いが強い。これまでの暁WORKS(特に前月に発売されたコミュ - 黒い竜と優しい王国 -)を連想してプレイすると肩透かしを食らうかもしれない。

 とはいえ、これまでの暁WORKSの路線が好きだった人なら、多少の差はあれ十分楽しめるだろう。

シナリオ

 異能力モノであることは間違いないんだけど、あまりぶっとんだものはない。特に主人公は終盤まで大した強さを持たない。このあたりも中二病路線よりも伝奇路線を強く感じる要因だろう。

 つまりは能力バトルなどの中二要素を前面に押し出したゲームではなく、敵や自身の所属する組織の思惑などを絡めたシナリオゲーであると言える。

 そのシナリオの出来はというと、中々悪くないといったところ。これまでの暁WORKSゲーよりも良く練られていると感じる。組織ごとの思惑を描くためか登場人物が若干多めになっているけど、カオスに破綻するでもなくうまくまとめられている。

グラフィック

 これまた従来の暁WORKSとは違う。エロゲーとしてはむしろ一般受けしやすい部類になると思う。キャラデザインに癖はあるけど、絵には癖が少ない。そんな感じ。

システム

 過不足なし。

 ただし、ゲームの雰囲気に合わせて「セーブ」を「記録」と表記したりするのはわかり辛いだけな気がした。

評価

評価 65点

暁WORKSの前作、前々作と同じくらいの域にはある。
ただし中二病要素が少し萎んだので趣味の問題で気持ちマイナス。

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