水平線まで何マイル? - Deep Blue Sky & Pure White Wings - | |
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ブランド | ABHAR (作品ページ) |
発売日 | 2008/08/29 |
プレイ時間 | 1週目:?時間〜?時間 2週目以降:?時間〜?時間 トータル:?時間〜?時間 |
Amazon | 水平線まで何マイル? - Deep Blue Sky & Pure White Wings - |
レビュー更新日 | 2008/08/31 |
レビュー | ||
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別に何か他のゲームとかぶっているわけですが、良く訓練されたエロゲーマーにとってはありがちに感じるシナリオです。というよりは青春小説のノリなのかな? しかしこういうのが好きな人がいるからこその「ありがち」なわけで、発売前から楽しみにしていた人も多いんじゃないでしょうか。俺はかなり楽しみにしていました。公式サイトの海と空を基調にしたデザインも、シナリオと相まってエロゲーマーの心の底にある何かを刺激してくれます。 公式サイトだけでなく、ゲーム中に出てくる海や空もとても綺麗です。イベントCG等の数はずば抜けて多いというわけではないのですが、うまく要所に配置されており、プレイ中は実際よりも多く感じました。CGはいいのに立ち絵がボロボロなんてこともなく、むしろCGは懲りすぎて違和感出ちゃったんじゃないかなってくらい。 また、ゲーム中絵の出てくるキャラクターは攻略対象ヒロインの他には男キャラが2人だけですが、それ以外のキャラクターがほとんど出てこないので、それに違和感を感じることはありません。うまいこと調整されてるなぁと感じました。 シナリオは当然純電気飛行コンテストへの参加を軸に進められるので、基本的には各ヒロインルートに入ったあと、各ヒロインに問題が発生→解決→大会出場→めだたしめでたしという展開なのですが、沙夜子と麻里矢だけはメインイベントが大会後にあります。 特に沙夜子ルートは他のルートと比べて異彩を放っており、ゲーム全体として見たときのアクセントになっていると思います。 システムは解像度が1024x600だったり、辞書モードのようなものがついていてちょくちょく良く出てくる見慣れない単語(ゲーム独自の造語を含め)を解説してくれます。1024*600解像度も今更目新しいものではないですが、それでもほとんどのエロゲーが800x600の現状、 1024*600の採用は評価できることだと思います。 またワイド解像度を利用して、文字を常に下に表示するだけでなく、画面左半分に立ち絵、右半分に文字を表示するなど結構凝ってます。 全体として見ても絵・シナリオ・システムそれぞれが調和されていて、良く練られているゲームです。エロゲーにはよくある、無計画に製作進めてなんとかでっち上げただろ?という感じは全く受けません。 あと湖影がかわいい。どうしようもなくかわいい。他ヒロインルートをやってても気になってしょうがないくらいかわいい。俺も頭なでたい。 評価 80点 感想一覧へ戻る TOPへ戻る |