スズノネセブン!

ブランドクロシェット (作品ページ
発売日2009/01/30
プレイ時間1週目:5時間〜6時間 2週目以降:3時間〜4時間
トータル:13時間〜16時間
Amazonスズノネセブン!
レビュー更新日2009/02/07

レビュー

魔法が発達しはじめ、ひとつのエネルギーとして確立されたもう一つの現代世界。


主人公たちの通う「スズノネ魔法学園」は、魔法と科学の融合を目指して設立された教育機関で、各界に優秀な人材を多く輩出することで有名だった。


だが、そんな名門校にも落ちこぼれは存在する。
毎年、成績の悪い7人が選ばれ「スズノネトライアル」と呼ばれる強制合宿に参加させられるのだった。
そこでは特殊な課題が与えられ、これをクリアしなければ進級または卒業が認められず、退学になってしまうというのだが……。


そして今年もワースト7が選ばれる時期がやってくる。


最低で最高な合宿生活スタート!


                     公式より
スズノネセブン!

総評

 魔法+学園物という萌えゲー定番テンプレ。


 公式紹介文にもあるように、ストーリーに「課題の達成」という明確な目標が設定されており、ほのぼのとした話ながら、物語全体はそれなりに引き締まっている印象。
 攻略キャラは4人と若干少ないが、ツンデレ系金髪ツインテールお嬢様、活発系幼馴染など、定番は抑えており、不足感は無い。
 ただし、攻略できないのかよと嘆きたくなるようなサブキャラも多く、このあたりはファンディスクにでも期待するしかない。


 魔法+学園物が好きな方はやって損はないゲームだ。



シナリオ

 主人公に出された課題は「魔法で誰かの大切な願いを叶える」というものだが、主人公は魔法を使えないため、苦戦することになる。


 もちろんこの課題を乗り越えるわけだが、奇跡が起きていきなり魔法使いになりました!というパターンではなく、主人公の作ったアイテムや、様々な条件を重ねてやっと擬似的に……といった感じ。各ヒロインシナリオごとにこの解決法は違うのだが、どれもそれなりに納得の出来るトンチぎりぎりのラインで解決してくれる。主人公はそれなりに頭の良いキャラなため、自然に受け入れられ、理不尽感は無い。


 ただし、柚子里シナリオだけはちょっとギャグ入ってるとしか言えない。「魔法少女リリカルなのは」じゃん!ってモニタ突っ込むこと請け合い。



グラフィック

 目がやたらでかく、黒目もやたらでかい。瞳孔開きっぱなしに見えないこともない。
 ちょっと違和感はあるが、絵自体は良く完成された萌え絵であるため、すぐに慣れる。慣れてしまえば100点あげたくなるくらいの良い萌え絵だ。



システム

 ちょっとUIが野暮ったいかなと思わないことも無いが、基本的に気になることも困ることは無いだろう。



評価

70点
好みのゲームなのでかなり甘め

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