Lump of sugarと言えば「NurseryRhyme」(の歌)で名乗りをを上げ、「いつか、届く、あの空に。」でヒットを上げ一躍有名になったブランドですが、タユタマはその2作品の間を取ったようなゲームだと思います。
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総評
いつ空ほど小難しい展開や緊迫したバトルもなく、かといってナーサリィライムほど王道的ほのぼのさはない感じ。
全体を通してブランド3作目に相応しく前2作での反省点を踏まえたところ、結局どっちつかずになってしまった感が否めないゲームです。
もうちょっとどちらかに特化した作品を作っても良かったんじゃないかな。こういう中途半端なの俺は好きですけどね。
シナリオ
総評にも書きましたが、全体を通してそれほどの緊張感はありません。バトルになっても基本的にのほほんとした雰囲気が漂います。いつ空の急なバトル展開に戸惑った方にはいいかもしれませんね。
あまり直接的にシナリオと関係のないことですが、当初主人公にすごくやる気がないのがリアルでいいです。ましろに訓練を迫られて、あまりキツイと逃げ出すと宣言するなど、熱血か責任感の強い主人公の多いエロゲ界ではちょっとレア。
グラフィック
絵はナーサリーライムの双子にあった妙に面長な顔の違和感とかはなくなっています。多少の癖はありますが、前2作をやっている方なら慣れるまでもないでしょう。ただ、キャラ絵にいつ空ほどの魅力がありません。ちょっと頑張って雰囲気変えてみたら、無理しすぎたのかもしれませんね。
あ、あとましろの耳が個人的に気に食わないです。寝てるときはいいんですが、立ってるときはなんかムカつく。
評価
評価 60点
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